木地 / 漆工 柴田 明
大学卒業後に会社勤めと自転車での日本一周旅などを繰り返す。
2015年に脱サラして京都市山科区で塗師をしている父の弟子に。
二代目として修業をしながら、旅をしていた時間に合うような道具を作りたいと漆塗りとともに木工も始める。
2017年に自社ブランドのerakko(エラッコ)を立ち上げる。
2022年に田舎暮らしを目的に木工の仕事場を京都府南丹市に移転。
2021年に副業で始めた保育士の資格を取得する。
園児達に職人体験をするコーナーがきっかけで草花を楽しく知るための「四季とたたずむタイニーハウス」を2023年に開発。
旅と手仕事にフォーカスしたウェブマガジン「tabitote」にて職人が恥も外聞もかなぐり捨てて
ありのままを自ら語る『若手職人の絶望日記』を SORRY氏のイラスト付きで連載中です。
田舎暮らしをしてみたいがために木工房を京都市から京都府南丹市に移転。
母屋が消滅して離れの小屋だけが残っていた物件を2021年の1月に契約。
廃屋感の漂う当該物件のリフォーム作業を楽しむ遊び場として長らく活用。
2022年の夏にようやく木工の作業場を南丹市に移す。田舎に生息する仕事のやる気を吸い取る妖怪と闘いながら日々を送る。
2023年現在、絶賛建築中の小屋が完成したあかつきにはワークショップスペースとしても使用予定。
その際にはふるってご参加ください。
父であり師匠である柴田道雄の漆工房。二代目として漆塗りは京都市山科区の工房でおこなう。
弟子入りして2か月後には貯金をはたいて無断で木工機械を注文。
父の塗部屋の隣で、漆塗りの大敵である振動と大量の粉塵をまき散らしながら木工をしていた過去がある。
工房は住宅街の入り組んだ先にあるうえに、看板も無いため初回でたどり着ける人は少ない。
父は片付けが苦手なので雑多な物が散乱した仕事場である