2021年1月。
木工の仕事場を田舎に移転すべく、家賃5千円の小屋の改修をはじめる。
漆の仕事や主な寝泊まりはこれまで通り京都市内なので、いわゆる二拠点生活である。
まずは小屋の概要から。
敷地は広い庭と畑が付いている。
小屋の間取りは6畳の部屋が二つ。壁と扉で仕切られている。
玄関ドアを開けると安普請のフローリング部屋が現れる。
そこから木の扉をぬけると畳の和室につながる。
和室には縁側もあり、雨戸とガラス戸を開けると開放的な雰囲気に。
お風呂とトイレは使用不能。
電気も通っていない。
二拠点生活を始めたのが年明けすぐだったので、最初に暖房の確保から始めた。
暖房器具は薪ストーブ。電気も通っていないので薪が頼みの綱である。
用意したのはホンマ製作所の時計型薪ストーブ。鉄製。
中の炎が見えるように、耐熱ガラス付きの扉に変更されている仕様。
煙突とセットで注文しても1万円しないくらいの低価格。
この日は兄が遊びに来ていたので手伝ってもらう。
(以降、兄が我が物顔で遊びに来るようになった。)
銀色のままだとダサいので、黒の耐熱塗料で塗装をする。
小窓にマスキングテープを張ってスプレー。
煙突にもスプレー。
焼き付けが必要らしいので燃やす。
1時間くらい臭かった。
新型コロナ流行当初の診察テントみたいなものも買っていたので、その中で薪ストーブを使用するとポカポカで大満足であった。
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