サイヤ人化と海の幸

昔の自転車日本一周

2013年10月4日 自転車日本一周の旅 17日目
高知県四万十市のキャンプ場で起床。

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前日は朝から足がダルかったので走行距離少なめ、栄養のあるものを食べて午後から休養した。
その成果は走り出してすぐわかった。

「ペダルが軽い!」

誰かが後ろから押してるのかと思わず振り返ってしまうほどに軽快だった。
電動アシスト自転車に乗っているみたいだ。

自転車生活に慣れて足が強靭になったのはこの頃からだったと思う。
足に感じる疲労感も別物になった。

これまで感じていた足の疲労と言えば、「足が痛い、苦しい、しんどい」という苦痛を伴う種類のものだった。
それが、長距離や上り坂を走ってもあまり苦痛に感じなくなってきた。

単に筋肉がついたとか、慣れてきたというのもあるだろうが、「足が張ってきたな」とか、「乳酸が溜まってきたな」という疲労のバロメーターが上がっているのは感じるが、ただバロメーターが上がっているのを認識するだけで苦痛はあまり伴わないという客観的な感じになってくるのだ。

「自転車で日本一周をしているとスーパーサイヤ人状態になる」
みたいな内容のブログを読んだことがあるが、私の脚も「スーパーサイヤ人化」してきたらしい。

サイヤ人の脚でペダルを漕いで高知県から愛媛県に入る。
地図で見ていた愛南町の市場食堂である。

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鯛の刺身を使った「ごまだれ丼」である。
ショウガと大葉をしいた白米に鯛、卵黄、ネギ、刻み海苔がのる。その上からゴマダレがダイブ。

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ゴマダレと卵黄が織りなす濃厚でクリーミーなタレと、サッパリした鯛が合う!
汁物とアジフライのようなものも付いてて(何だったか憶えてない)、満足の定食だった。

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つづく

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