京都で漆と木工の仕事をしている脱サラ職人、柴田 明。現在34歳。
父は職人歴50年のガンコ者。絶望的な経済状況の中でおもしろおかしく生きていこうとする、希望にあふれた職人の生きざまをご覧あれ。

2023-08

あれこれ

職人、保育士を目指す その3

きちんと保育士資格を取り、気持ち的にもしっかりと「ちばたちぇんちぇー(柴田先生)」になろうと思ったのが、保育士試験の2週間前であった。 9科目ある筆記試験のうちの7科目は前回の受験で合格しているので、残すは「保育の心理学」と「子ども家庭福...
あれこれ

職人、保育士を目指す その2

伝統工芸の仕事をするかたわら、友人の誘いで2020年の9月から週一回だけ保育補助をする事になった。 10月に筆記の保育士試験を受けて、結果は9科目のうち7科目が合格であったため、残すは2科目。 それからも週一回の勤務は続く。 まったく...
あれこれ

職人、保育士を目指す

2021年4月 保育士資格試験の2週間前。 あらゆる仕事を放り投げて保育士の資格をとるべく試験勉強の追い込みに専念していた。 というか2週間前になってようやく焦りだして追い込まれていたという方が正しい。 「あんた伝統工芸の職人じゃなか...

トマトサイクリング

夏の恒例行事は花火大会やお祭りの出店でイカ焼きを食べる事だけではない。 それらに並ぶビッグイベントの一つに、トマトサイクリングがある。 それは、自宅から30kmばかし離れた畑や田んぼが広がる田舎町で地元産のトマトを食べるというものであ...

いろいろ振り切っていた22歳、冬 part6

2011年3月 貨物船みたいなフェリーで屋久島を出た。 屋久島生活はまだ序章であった。 旅の一番の目的は、新月の夜に種子島で星空を見ることであった。 というのも、新海誠監督のアニメーション映画『秒速5センチメートル』の舞台とな...

いろいろ振り切っていた22歳、冬 part5

2011年3月 屋久島に上陸して4日目。 休養日を挟んで、本日は再び登山。 目指すは太忠岳。 この山には宇宙人の仕業とも噂されるオカルトめいたものがある。 山頂に40メートルという巨大な長方形の岩が突き刺さるようにそそり立っているの...

いろいろ振り切っていた22歳、冬 part4

2011年2月 屋久島に上陸して3日目。 前日は縄文杉を見るために登山をしていたので、本日は休養日。 雨が多いと言われる屋久島での晴れを利用して、島内のツーリングへ。 一周で約100kmほどなので、半日ほどかけての...

いろいろ振り切っていた22歳、冬 part3

2011年2月 屋久島に上陸した翌日の早朝5時半。 まだ明るくなる気配もない冬の朝である。 キャンプ場からバイクで登山口へと向かった。 もののけ姫の森を通ってからトロッコ道に合流して縄文杉にたどり着くコースである。 乗り合いバス...

いろいろ振り切っていた22歳、冬 part2

2011年2月 京都から下道を3日間走り続けてたどり着いた鹿児島港。 フェリーであこがれの屋久島へと上陸する。 お昼前に到着したあこがれの地は、冬の曇り空で寒々としていた。 屋久島は、「ひと月に35日雨が降る。」と言われるほどに雨が多...

いろいろ振り切っていた22歳、冬 part1

2011年2月 当時22歳 大学の卒業式まであと少しという頃、就職を控えて持て余していたヒマで屋久島へ行くことにした。 移動はバイク。 ツーリングあり、キャンプあり、登山ありのよくばりプランである。 まずは下道で京都から鹿児...