冬の図書室に泊まる in 北海道

2023年1月。北海道・喜茂別にあるゲストハウスの雪月花廊に向かう。
ここで工事担当として滞在している通称・親方が計画しているイグルー作りの手伝いに行くのだ。

3泊4日だったか、4泊5日だったかのイグルー作りの手伝いは楽しくも大変だった。
深夜まで作業することもあったから。

この宿にはちょくちょく行かせてもらっているのだが、この時はいつもと違う滞在となった。
それは図書室に泊まったこと。

図書室は夏の間、女性用ライダーハウスとして使われている。
だが今回はゲストハウス用の部屋がすべて埋まっているという事で、図書室に泊まらせてもらったのだ。

これが個人的に最高の体験だった。
雪が降りつもる北海道の廃校宿で図書室に泊まるなんて児童文学の世界ではないか。

そして夜は薪ストーブの前に置いた椅子に座りながら児童文学を読む。

高楼方子さんの本は大人になってからでも楽しく読める。
挿絵もかわいい。

毎晩、静かな図書室で読書をするのが楽しくてたまらない滞在であった。

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